私の演劇経験

こんばんは。

藤田です。

 

今回は私の演劇経験の過去話をします。

 

まず、芝居に興味を持ったのは、

父が劇団四季のファンだった。

幼い私にすれば、少し退屈な思い出です。

(李香蘭とか難し過ぎた。今ではめっちゃ好き)

 

それから、中学3年間の文化発表会で

全て演劇を選び、役者をしました。

台詞と立ち位置を覚えるので必死でした。

そこで得た達成感。

目立つタイプの人間ではなかったので、

舞台に立って、会話をしているのが、

それを見られてるのが快感でした。

 

次に高校。

中学では水泳部でしたが、高校には残念なことに

プールそのものがなかったw

 

なので、興味のある演劇部に所属しました。

 

そこで起きた勘違い!

 

我が校の演劇部では、スタッフ・役者問わず、

必ず部署に所属することが義務付けられていました。

私は役者がしたかったので、

色々ある部署の中から、

役者=演出」だと思っていて、

演出を第一希望に選びました。

 

で、演劇部生活がスタートします。

 

演出って役者じゃねーじゃん!w

 

と思いながら、初めて作演、役者を1年生でしたのですよ…ふふふ。

 

演劇論とかを言い出したら、

私はド素人だし、拙い言葉でしか役者に意見を伝えられない。

「そこは、こんな感じ!」

「ここは間髪入れずに!」

「〇〇やけど、役のイメージな台詞の言い方じゃない!他のプランない?」

 

なんて、自分の中の映像はあるのですが、

それを役者に伝えるには語彙力や知識が足りませんでした。

尚且つ、当時ガラケー世代なので演出しながら役者なんて、自分のダメを自分で出すって

映像に残せないが故に1人だけめっちゃ浮いてるんですよね。

ただ、その時は脚本を私が書いたっていうのが大きかったので、

自分のヴィジョンを同期に伝えて、

「私が出来てるかダメ出しして欲しい!」

ってヘルプを出した記憶があります。

 

それ以降は、顧問の先生や先輩の手掛ける演出を見ながら、

演出補佐という形で演出のイロハは学べました。

「こういう時はタメて…と言うんだな」

「ははーん、独白!!」

「考えるから場当たりしてて」

「バミりの位置合ってる?」

「いつまでプロンプに頼ってるの?」

「そこ、見きれてる」

等々。

 

私論ですが、

演出が偉いとは思いません。

 

私の演出のやり方は、役者の意見を尊重します。

まぁ、譲れないところももちろんありますけどね。

 

何が言いたいかと言うと、

 

演出だけ居ても芝居は作れない

ということ。

 

だから、脚本を演出、役者の間でまず、

イメージを合致させる。

それに合わせて、役者プランを考えてもらう。

稽古では、役者プランを優先して読み合わせや、立ち稽古を行う。

当初に考えていた私の演出よりも、

役者の方が、その役を1番分かっているはずだから、先入観を与えずに動いて貰う。

 

そこで、演出とズレが生じるなら、

理由付けて納得してもらって、頭の中の映像と合致させる。

当初の映像より、役者プランのが良いと思えば

今の良かった!継続でお願いします

と伝える。

 

本当は、役者を引っ張っていけるくらいの

意思や確固たる決意があれば、

役者もスタッフも悩むことはないんじゃないかなぁと薄々感じています。

 

でも、同じ脚本を共有して、

1つの作品を一緒に作り上げるなら、

 

独裁者演出にはなりたくないのです。

 

ただ、譲れないモノは私にだってあります。

 

それは劇中曲(所謂M)の選曲。

 

クラシックが好きで、

このストーリーなら、この曲ならMとして、

雰囲気作れるぞ。

という思いは、相変わらず独裁者ではあります。

 

経験としては、本当に浅い演出家でございます。

それでも、

脚本を役者が演じてくれる限り、

 

私は常に最上級の演出を求め続け、

きっとこれからも、

そのスタンスは変わらないだろう!

と思います。

 

演出のやり方は賛否両論あると思ってます。

 

俄ラン灯にとって、楽しく、時に悩みながら

最上級の上演が出来れば、

 

演出としては少なからず幸せはあるんでしょうね。

 

演出の話題でいっぱいになりましたが、

 

私は役者でもあります!

ガラケー世代と違って、動画確認出来るので、

簡単に自分へダメ出し出来る辺りが

 

本当、便利な世の中になったなw

 

と思います。

 

藤田