謹賀新年

あけましておめでとうございます。

とうとう2020年。オリンピック開催の年となりました。

皆様はどんな一年にしたいですか?

 

私は俄ラン灯カルラとして精進の一年を続けていきます。一人芝居という目標を掲げて公言したものの、まだ旗揚げも実現には程遠いと実感しています。演劇に何らかの形でずっと関わって十数年になりますがそれでも足りなかった。私に足りないものは圧倒的な表現力と脚本の方向性が定まっていない、という2点が大きいと思っています。

何故、一人芝居にこだわるのか?

それは私がかつて俄ラン灯のパートナーと二人三脚でやっていこうと立ち上げた劇団で、そのパートナーと別れる事になった時から思っていたことです。今はキホーティックという実力のある劇団にも所属し、そのメンバーの力を借りることも可能です。それでも旗揚げは一人で一から行おうと決めています。制作のイロハから脚本づくり、演出を自分自身でプロデュースする。その経験を積むためでもあります。別れたパートナーに対する思いももちろんあります。

キホーティックでは基礎から演劇のイロハを、私が学んできた形とは違った方法を教わっています。これまで前衛的ともいえるものであるのかもしれません。だからと言ってそれが間違っていたとも思いません。全てを吸収しきれずにいましたが、その行きついた先がキホーティックでの演劇手法と言えます。

キホーティックでの活動を基盤に、また舞台に立たせてもらいながら先輩方を手本に、オリジナルを創っていけるようひたすら歩み続けてまいります。

何卒、本年も宜しくお願い申し上げます。

 

カルラ