クリスマス前夜とご挨拶

今年は私が所属してお世話になっている劇団、キホ-ティックでの舞台上演があった。縁あってロシア喜劇を演目に、ヒロイン役を頂きWキャストで立たせてもらった。

この演目は私が32年前に語劇参加したものだ。縁といったのはそういう意味で、非常に感慨深い。

当時はロシア文化面からのアプローチで演出があり、今回は役や時代背景など、内外共からの演出であった。私にとって五感を使う事が一番難しく感じられた芝居だった。

それがまた俄ラン灯の一人芝居を改めて考えるきっかけにもなっている。

何度も綴ってきた事だけれど、旗揚げ公演で一人芝居を目指すにあたり、制作や演出を一度自分で組み立ててプランを練り、脚本を書いてという、芝居を総体的にどこまで一人でできるか、しなければならないのかを経験する必要があると感じている。

何度でも同じことを書くだろうし、それは都度自分の意思表明を確認するためでもある。

俄ラン灯を立ち上げてもうすぐ6年を迎える。

公演をまだ打てていないにも関わらず、応援してくれる人達が居る。観て欲しい人も居る。

生憎、年内最後の稽古を出来ず、こうしてブログで締め括るのはとても不本意だが、1年の終わりをもうすぐ迎えるに当たってのけじめとして記す事にした。

来年の活動目標は、変わらずに詩を朗読してアップする事、ブログ更新の頻度を上げること。その上で、何かテ一マを作り、発信していけたらと考えている。

ぬるま湯に浸かり続けていたこの数年、コロナのせいにせず、気を引き締めていきたい。

 

少し早いけれど、公演を観に来て下さったお客様は勿論のこと、キホ-ティックのメンバーや応援してくれる全ての人々に感謝して、2022年を終わりたいと思います。

今年もありがとうございました。

カルラ