6月の稽古

1年も半分に差し掛かり、私はと言えば、のんびり細々と活動をしています。目標となる上演日が未定な為のペースなのですけれど。

詩を読む度に、どこまで感情を込めたらいいのか、込めずに淡々と朗読すればいいのか、はたまたその場合は言葉をどう伝えると読み手に響くのか、改めて難しいと感じています。

セリフがあれば嘘でもそれなりの感情が芽生えるものだと思うのですが、朗読はセリフとは違うのだろうと漠然と思っています。色々な朗読やドラマCDなどを聴いていても、過剰な演技がないのです。読み手にその部分を委ねているのかまだ調べた事がないので、定かではありません。先に調べたら良かった(–;)

重要な部分ですけど、自分なりに手探りながら読んでいます。金子みすゞさんの詩は、読むのが非常に難しいのです。今回の「木」は特にそう感じました。

そう思う反面、楽しくもあります。

動画をアップロードするにあたって勿論、自分の読みを何度も聴き返して複数朗読した中から良いと思うものを選ぶわけです。

自分の朗読を第三者として聴いた時に、「あ、これかな」と思った動画を編集しています。

詩を朗読していく中で、試行錯誤しながら前述したようなことを考えているのです。将来、一人芝居を上演するのに役立つと信じて。

本当は毎月一度のペースでアップしていく予定でしたが仕事や通院の都合で時間配分が思うように取れず、でこのようなペースとなっています。

今回は「詩を朗読する」という点について、考えていたことを述べました。

未熟を承知で精進していきます。それしかないですから。

カルラ

https://youtube.com/shorts/dgmRhdAXMaw?feature=share