すっかり

新年も成人式も節分も過ぎましたが、今年も宜しくお願い申し上げます。

ここ半年以上、稽古場を借りての自主練は行っておらず、地道に滑舌練習を毎日の日課にして書き上げた台本を少しずつ読み込んだり手直しをしたりの日々が続いています。自分の初作品となるこの台本は、読んでみて客観的に思う事が多々出てきています。一番伝えたい事、物語の流れの不自然さ、一人芝居用の脚本なのか、課題は山積みです。

今年は観劇数を増やしたいと思っていますが、キホーティックの団員さんが出演される舞台や一人芝居を中心にと考えているので、本数はそれほどないかもしれません。まあ贔屓の劇団さんも好んで観に行けたらとも思ってます。

学生時代に上演したロシア語劇の訳本を引っ張り出し、ざっと読んだりもしています。当時は語劇だったので原文で演じましたが、今日本語でやるとどう変わるのかなどと物思いにふけったり。ああ、こんな事してるから自主練が甘くなるのか( ̄- ̄;)。いや、それはさておき。

座学としての演劇も勉強していきたいので、演技手法、いわゆるメソッドやシステムと呼ばれるのですが、どれだけ、どんなものがあるのかとか調べたりするものの、なかなか思うような結果がでません。唯一かじって知っているのはスタニスラフスキー・システムくらい。うーん、どうアプローチしようか。

キホーティックの団長や一部のメンバーさんはこのスタニスラフスキー・システムを本格的に学んでおられるので、稽古時にそれをシェアして下さっています。自分で学びに行けたらいいのですが、あまり予定を詰め込むのは控えておりますので無理のない範囲でこつこつ勉強していきます。

 

閑話休題。

 

詩とセリフを組み合わせて作った脚本は全18Pしかない作品なので、ベースを元に伸ばしていけるのかどうかまだ分かりませんが、今年はこの作品だけに限らず思いつく題材を形にしていけたら理想だなと考えています。脚本の書き方なんて自己流ですが、書いていく内に見えてくるものもあるのでしょう。自分なりの芝居を作りたいです。

ブログ更新も今年こそは頻度をあげて、創作の過程を読んでもらえるよう精進します。

重ねて、宜しくお願い致します。

 

カルラ